オードブルと呼ばれる料理について

本来オードブルとはコース料理などの正式な料理の前に客に出される料理の事を指し、いわば料理の脇役の事です。コース料理は一般に時間をかけて食べる事が想定されています。そのため見た目が美しく食欲を増進させ、さらにあまり満腹感を与えないものが選ばれます。また食前酒と共に食べる事が多く、塩気の強いものや食べやすい形のものが提供されます。

当初のオードブルとはこのような意味合いのものでしたが時代や場所が変わるにつれて意味が多少変わっていきます、例えばアメリカなどでは椅子に腰掛ける晩餐会スタイルの他に立食パーティなどが多く催されます。この際にカナッペ、ソーセージ、スナックなどの軽食が片手で食べるのに適している事から立食パーティなどではコース料理の提供を略しオードブルのみを提供する事もあります。日本ではこのアメリカ式のパーティ料理の概念が輸入され、酒のつまみや軽食の盛り合わせの事をオードブルと呼ぶことがあります。身のまわりではスーパーマーケットや肉屋などにおいて銀色の皿にから揚げやエビフライ、ソーセージなどを盛り合わせたものを見る事が出来ます。

このように多種の意味合いを持つために単にオードブルとだけ言われた場合、どの意味に相当するのかを確かめて話を続けないと人前で恥をかくことになります。またフランスやスペインなどの諸国ではアンティパスタなどと呼ばれる事が多く、近年では様々な種類のものを見る事が出来ます。

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