• リンドウが敬老の日に贈られる理由

    花はプレゼントの定番ですが、敬老の日に贈られることが多い定番の花がリンドウです。

    敬老の日に関する良い情報をご紹介するサイトです。

    リンドウは、秋を代表する山野草のひとつで、9月下旬から11月上旬にかけて、5センチほどの筒状の花を数輪ほど咲かせます。


    全国各地に自生している野草ですが、近年では品種改良が盛んに行われたことで店頭にも並ぶようになりました。

    リンドウが敬老の日に贈られる花の定番になっている理由は、花の色と根にあります。
    リンドウは、紫や青色の花を咲かせますが、日本において紫は昔から身分が高い人が身に着ける色として扱われています。



    例えば、聖徳太子が制定した冠位十二階でも、最も位が高い色と位置付けられているのは紫です。そのため、紫色の花を咲かせるリンドウは、尊敬できる目上の方に贈るのに最適な花として敬老の日に贈られるようになったと言われています。


    また、リンドウの根には薬効成分があり、古くから生薬として使用されてきました。

    リンドウの根は、竜の胆(きも)に例えられるほど苦いことから竜胆(リュウタン)と呼ばれており、現在でも生薬として利用されています。



    この竜胆は、胃液分泌促進・腸管運動促進・抗菌・抗炎症といった作用があるとされており、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)や加味解毒湯(かみげどくとう)などの漢方薬に使われています。このように、リンドウの根は漢方薬に使われるほど薬効があるので、リンドウはいつまでも健康にいてほしいという願いを込めて贈るのに最適な花と言えるでしょう。